「アイディアの⾒極めはできていますか」
にゃぶろうは遊び好き。ダンボール箱でつくった⾃家製の
もぐらたたきで遊んだかと思えば、追いかけっこ、釣りざお遊びを
しようと誘ってくることもあります。野良猫から家猫になった
ばかりの頃よりも遊びのバリエーションが増えて楽しそうです。
遊びに誘ってくる姿はかわいいのですが、忙しい時にあれこれ
せがまれると、もう飽きたの?次は何?あー疲れた…。と思うことも
あるようです。この感情…仕事でも経験したことはないでしょうか?
アイディアがどんどん降ってきて、取り掛かったは良いが、
再三の⽅針変更。やがて実⾏が追いつかず、気づけば最後までやり
きることができないプロジェクトが積み上がっていく。
アイディア豊富な誰かに指⽰を受け続けてこうなるケースもあれば、
アイディア豊富な⼈=⾃分⾃⾝というケースもあります。料理で
例えると、完成せずに放置して別の料理を作る様な状態です。
放置された⾷材がどんどん積み上がっていく様⼦を想像すると
恐ろしい気分になりますよね。
この状態、回避したい!
ソフトウェア開発会社・ベースキャンプの共同創業者フリード⽒と
ハンソン⽒は、新たなアイディアが浮かんでも、すぐには着⼿せず、
しばらく寝かせることにしているのだそうです。まずは⽬の前の
仕事を終わらせることに集中し、アイディアが数週間経っても頭に
残っていれば素晴らしいアイディアなのかもしれないという⾵に
考えるそうです。
「すごい」と盛り上がったアイディアを⼀晩明けて⾒返すと
「そうでもないな」と冷静になった経験はないでしょうか?
スピードは重視されるべきですが、実⾏に値するかについて、
冷静な頭で判断する事が良い時もあります。
いますべきことをやりきってから、次やるべきことを決める。
その頃には本当に良いアイディアがストックされている
という状態も⼀つの理想のサイクルかもしれません。