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第49回猫に学ぶビジネス哲学

「アイディアの⾒極めはできていますか」

 

 

にゃぶろうは遊び好き。ダンボール箱でつくった⾃家製の

もぐらたたきで遊んだかと思えば、追いかけっこ、釣りざお遊びを

しようと誘ってくることもあります。野良猫から家猫になった

ばかりの頃よりも遊びのバリエーションが増えて楽しそうです。

 

遊びに誘ってくる姿はかわいいのですが、忙しい時にあれこれ

せがまれると、もう飽きたの?次は何?あー疲れた…。と思うことも

あるようです。この感情…仕事でも経験したことはないでしょうか?

 

 

アイディアがどんどん降ってきて、取り掛かったは良いが、

再三の⽅針変更。やがて実⾏が追いつかず、気づけば最後までやり

きることができないプロジェクトが積み上がっていく。

 

アイディア豊富な誰かに指⽰を受け続けてこうなるケースもあれば、

アイディア豊富な⼈=⾃分⾃⾝というケースもあります。料理で

例えると、完成せずに放置して別の料理を作る様な状態です。

放置された⾷材がどんどん積み上がっていく様⼦を想像すると

恐ろしい気分になりますよね。

 

 

この状態、回避したい!

ソフトウェア開発会社・ベースキャンプの共同創業者フリード⽒と

ハンソン⽒は、新たなアイディアが浮かんでも、すぐには着⼿せず、

しばらく寝かせることにしているのだそうです。まずは⽬の前の

仕事を終わらせることに集中し、アイディアが数週間経っても頭に

残っていれば素晴らしいアイディアなのかもしれないという⾵に

考えるそうです。

 

「すごい」と盛り上がったアイディアを⼀晩明けて⾒返すと

「そうでもないな」と冷静になった経験はないでしょうか?

 

スピードは重視されるべきですが、実⾏に値するかについて、

冷静な頭で判断する事が良い時もあります。

いますべきことをやりきってから、次やるべきことを決める。

その頃には本当に良いアイディアがストックされている

という状態も⼀つの理想のサイクルかもしれません。