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第43回 猫に学ぶビジネス哲学

「惰性で続けていませんか?」

 

 

気ままでマイペースなところが猫の良いところと感じている⼈は多いと思います。

にゃぶろうを⾒ていると、⾃分のことは⾃分で決めるし、意思表⽰も明確。

ある意味憧れの⽣き⽅。⼈間が易々とできない⽣き⽅を体現しているところが

猫の魅⼒なのかもしれません。

 

 

⼈間が同じような⽣き⽅をしようと思っても、仕事では責任も伴うし、

迷惑がかかるかもしれない。この会議・この業務は要らないからなくしたい!

と思っても、中々⾔い出せず惰性で続けてしまうことがあるでしょう。
やはり私達は、猫のような⽣き⽅を諦めないといけないのでしょうか。。。

 

 

いらない!と思った物事を廃⽌したことで、ある中学校が話題になっています。

東京の公⽴中学校・麹町中学校は、多くの中学校に当たり前のようにある制度や

仕組みを相次いで廃⽌しました。辞めたのは、宿題、定期テスト、クラス担任、

服装や頭髪の指導など。

 

 

とはいいながら、実はテストの回数は増えた。⽇々の単元ごとのテストや

⼩テストを細かくやる。結果、勉強についていけない⽣徒は減りました。

受けたテストはわかるまで⾃習し受け直すこともできます。改⾰の⽬的は、

⽣徒⾃⾝が理解できるまで⾃主的に学ぶ環境をつくること。

⽣徒だけでなく先⽣たちの業務も廃⽌されました。本来やるべき業務を優先できるよう、

やらされ仕事が廃⽌された。皆が当事者意識を持って仕事をできる環境づくりが優先された

というわけです。

 

 

本来の必要性や重要性に⽬を向けずに、「惰性でこなしてしまう」ことで、

私達は多くの時間やエネルギーを本来向けるべきところに使えてこなかったのかもしれません。

本来⼒を⼊れるべき仕事を洗い出して、どうすればそこに注⼒できるか、まずは周りの仲間と

話し合ってみること、そして現状を変えるために⾏動に移すことを始めませんか?