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第175回猫に学ぶビジネス哲学

夏場のにゃぶろうの1日。朝目覚めたら巡回警備。

外を眺めたあと、外気を浴びながら二度寝。
お昼からは廊下に移動しエアコンが効いた部屋から流れてくる
冷気を浴びながら昼寝。夜は私の近くで就寝。
過ごし方の型(パターン)が決まっている。ふくすけは大体私の足元にいる。


MLBで活躍したイチロー氏、Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏など、
時間の過ごし方や服装など決まった型を大事にしている成功者は多い。
1日の時間は皆平等だが、過ごし方の型に違いがあるのではないかと思う。

今日は、「型をつくる」ということについて考えてみたい。

くまモンの企画デザインなどで知られるクリエイティブディレクターの水野学氏は、
著書の中で、あらゆる仕事を可能な限りパターン化することを勧めている。

パターン化で無駄を減らし余裕ができてこそ、質を上げたり工夫する余裕が
生まれると自身の経験から実感したのだそう。

パターン化するためには、経験や場数を踏むことが重要だと思うが、
外資系企業で活躍する岡田兵吾氏は、著書の中で「とりあえずなんでもやってみて、
量をこなしていく」ことを勧めている。

その中で特に強調されていたのは「3分集中して取り掛かる」ということ。
これによってはじめて仕事の中身がわかり、やるべきことの全体像がイメージできる。
「始めることによってしか終わりに到達できません」という氏の言葉で学生時代の
試験勉強を思い出し納得した。

スケジュールを事前に組んでおくということも「型を作る」ことの一つと言える。

有名経営者の中には年間スケジュールを立てる際に、バカンスの計画も予め入れて
おくという方も多い。仕事もプライベートも型を先に作っておけば、その時になって
はじめてどうしようと考えて毎回エネルギーを消耗してしまうことを防ぐことが出来る。

型は基本と読み替えることも出来る。

基本をおろそかにしないことこそが、成功者にとっての基本なのかもしれない。

今日の猫からの学びは「型をつくろう!」でした。