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第166回 猫に学ぶビジネス哲学

新⼊り猫ふくすけにとって、今年は⼤変化の年になった。

野良猫時代は近所の野良猫の中でも特に⼈⽬を避けて⾝を隠す猫だったが、

今では私が仕事するときは椅⼦の下でくつろぎ、にゃぶろうと共に

廊下中央に落ちていることもしばしば。

頑張って変化に対応したんだなと思う。

 

 

私達⼈間界でも⼤きな変化が続いている。

 

コロナだけでなく、技術⾰新も進み⼈々の価値観は多様化する中、

未来の予測は簡単ではない。

 

会社やチームで働く私達にとっての幸せに⽣きるヒントとは︖

今⽇は変化に対応しながら幸せに⽣きるという事について考えてみたい。

 

予測不能な時代には、⽬的のより根本を⽬指すべき、

つまりそれは幸せを追求することであると説く⽮野和男⽒は、

これまで⼈間の⾏動に関する⼤量のデータ解析を通じて幸せについての調査を⾏ってきた。

 

その調査結果から、ポジティブで幸せな組織に普遍的にみられる4つの特徴を公表した。

 

その頭⽂字を取ってFINE(ファイン)と呼ばれている。

① Flat(⼈と⼈とのの繋がりがフラットで格差や孤⽴がなく)

② Improvised(気づいたときや必要な時にすぐに短い会話ができ)
③ Non-verbal(会話中に⾝体が同調してよく動き)
④ Equal(会議での発⾔権が平等に与えられる)

 

⽮野⽒は、FINEを実現するために4つの⾏動を提唱している。

 

①組織図に囚われずに繋がり合う、

②予定表に囚われないタイミングで会話し合う、
③⽴場の違いに囚われずに会話を⾝体で盛り上げる、

④役職や権限に囚われずに発⾔し合う。

 

組織や⽴場の違いを尊重することは悪いことではないが、囚われると

FINEの実現からは遠ざかると⽮野⽒は指摘している。

 

また、これらの⾏動は意識しないと実現することは難しいという。

まずは、FINEな組織の条件を覚えることからはじめていきたいと思います。

 

今⽇の猫からの学びは「変化に対応するためにはFINE が⼤事︕」でした。