「やるときはやる。やらないときはやらない。」
毎週⽔曜⽇お届けしています「猫に学ぶビジネス哲学」
この時間は、猫をこよなく愛する経営コンサルタント堀家盛司さんが、
愛猫のにゃぶろうからビジネス哲学を紐解きます
今⽇の猫からの学びは
「やるときはやる。やらないときはやらない。」
にゃぶろうはかなり⾷いしん坊なんです。
料理をはじめると、「にゃーにゃー」鳴いてアピールをはじめます。
しかし、これ以上やっても可能性がないとわかると、さっと⽴ち去り、
私の⾷事中でも⼀切姿をみせません。
でも本当にお腹が空いているときは、決してアピールをやめません。
ここから⾒えるのは、
諦めると決めたらさっと引く
やると決めたら徹底的に⾏動する
という姿勢。
⼈間は、⽣きていると、望んでいないことが⾃分の⾝に起こることがあります。
例えば、やりたくない仕事や持ち回りで回ってくる役員の仕事など。
そこで、我慢してなんとか無難にやり過ごすというやり⽅もありますが、
やるからには積極的に取り組んでいこうという選択肢もあるのではないでしょうか?
後者の「やるからには」という姿勢は、⾃分の運命を受け⽌めて、
現実に対して責任を持って⾏動していくという意志が現れですよね。
何らかの役回りが与えられたときには、決められたことをしっかりやることはもちろん、
次の⼈に引き渡す前に、⼀つだけでもいいから改善を加えたうえで引き継ぐ、
アウトドア活動をした後の後⽚付けでは、来たときよりもきれいにして帰るなど、
やるからにはしっかりやろうという意識の⼀つ⼀つが、
世の中を前向きに変えていくのではないでしょうか?