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第156回 猫に学ぶビジネス哲学

先日、電話をスピーカーフォンにして打合せをしていたら、珍しくにゃぶろうが

興味を持ったようで、電話口に近づきはじめ、電話相手の方の話に電話口で絶妙の

タイミングで相槌を打ち始めた。

打合せのテーマは「商品と顧客の接点をどうデザインするか」さすがにゃぶろう。

 

 

 

商品と顧客との接点には、例えば、店舗・ECサイト・SNS・イベント・各種メディアや

広告等、思いついたものを挙げるだけでも、実に様々な経路や手段がある。

 

顧客とのコミュニケーションをそれぞれの接点においてどのように演出するかは、

商売の結果に直結してくる重要な要素の一つ。店舗づくり、商品紹介の方法、

イベント設計など、様々な場面に関わってくる。

 

今日は、顧客との接点をデザインするとき、意識しておきたい基本について考えたい。

 

まず、「何を伝えるか」を明確にすることが重要。

 

例えば、1会社そのもの 2ブランド 3商品 4イベント などの要素の中から、

今回は何を伝える情報の中心に据えるかを決める。

 

 

売り手(情報を伝える側)が陥りがちな心理状態を一言で表すと「あれもこれも」。

新聞記事に見出しが存在するように、発信する情報のどこが「中心」かを示すことが大切。

 


続いて「伝える目的」を明確にする。

 

目的は大抵「売上向上、ブランドイメージ向上、次回買ってもらえるための情報提供」に

集約される。目的に沿った顧客との接点の演出はできているか、点検することをお勧めする。

 

点検すると、例えば、SNSで新商品発売の投稿をしたが、店舗情報やECサイトのリンクが

漏れていてお客さんが次の行動に移れない。ECサイトを作ったが、サイトの告知ができて

いないので利用が進んでいない。等の問題に気づくことができる。

 

顧客とのそれぞれの接点を、基本に沿ってひとつひとつ丁寧に点検していくと、

これから工夫すべき部分が見えてくると思います。

 

今日の猫からの学びは「商品と顧客の接点を総点検しよう」でした。