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第155回 猫に学ぶビジネス哲学

年度末。忙しい方もいらっしゃるでしょうか。

実は、にゃぶろうも最近忙しいんです。

 

 

新人の元野良猫ふくすけの加入以降、部下の食事管理に余念がなく、

自分のご飯を高速で食べると、ふくすけを隔離している部屋の前まで駆けつけ、

聞き耳を立てる過保護ぶり。部下を信じてさせるのも上司の仕事だよ?

と私は心のなかで語りかけ、新人管理職にゃぶろうを見守っている。


20代の頃、はじめて管理職になって、忙しさに飲み込まれてしまった時期があった。

当時を振り返ると、仕事がなかなか終わらない!という焦りや、いつまでこのような

状態が続くのか?という不安を強く感じていた。ということで、今日は忙しさとの

向き合い方について考えてみたい。

 

現在と20代の当時を比べると、今のほうが確実に忙しい。

 

しかし、当時はなぜ忙しさが強いストレスに結びついていたのだろうか。

考えたところ、今は、当時に比べると時間の過ごし方を自分で選べているなという

事に気づいた。とは言うものの、もう少し自分の時間をコントロールできるように

なりたいと言うのが本音。

 

ヒントになるような考え方がないか調べると、オランダのとある起業家が提唱した

「6本のスポーク理論」という考え方にたどり着いた。

 

これは、人生でバランスを取るべき6つの要素を、自転車の車輪の中心から外側に

放射状に伸びて内部を支える部品・スポークに例えて、人生のバランスを保つことの

重要性を説いている。

 

6つの要素とは【身体、精神、愛情、仕事、お金、遊び】

 

この考え方で重要な点は、各要素の時間を均等に取ることではなく、

エネルギーのかけ方のバランスを取るということ。逆に言うと、

仕事のように1日の時間配分で時間を割く要素であるほど、エネルギー配分には

気をつける必要があるということ。

 

スポークが1本でも取れてしまった車輪は一見大丈夫そうに見えるが、

そのまま走行すると、すぐに壊れてしまう。6つの要素をバランスさせるためには、

一日単位でそのバランスが取れているかを自分自身で振り返りをすると良いそうだ。


今日の猫からの学びは「忙しさに飲み込まれないためには」でした。