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第151回 猫に学ぶビジネス哲学

にゃぶろうが若者だった約4年前、おやつ食べたいアピールがすごかったので、食べ過ぎ対策
で、私のお腹の上でオリジナル振付の謎ダンスを踊らせてから3粒だけフードをあげるという
儀式を始めた。

 

謎ダンスに抵抗を感じ、当時はおやつを諦めることもあったが、最近は自ら私の腹に登って

謎ダンスを所望する。昨日はダンス中に一滴だけよだれが垂れてきた。

 

 


食べすぎ対策だった謎ダンスが、にゃぶろうにとってはおやつに集中するための儀式に進化し
ていた。皆さんには、仕事に集中するために役立つ儀式や習慣のようなものはあるでしょうか。
今日はより仕事に集中するための習慣について考えてみたい。

 


世界の著名な芸術家や思想家たちは、それぞれに様々な習慣を持っていたようだ。メイソン・
カリーの著書によると、アメリカの著名なイラストレーターだったN.C.ワイエスは、創作中、
窓の外の景色に気を取られて集中力が削がれている事に気づき、窓に紙を貼り付け外が見えな
いようにした。また、アメリカの心理学者スキナーは、執筆にかけた時間と文字数を測ってグ
ラフにしていたという。冷静に自身を観察し客観的に捉えるための習慣だといえるだろう。

 


私が個人的に驚きと納得を感じたのは、文豪ヘミングウェイが、物語の次の展開が頭の中で
描けているところで、余力を残して執筆をやめ、次の日までプランを寝かせて続きを書き始
めるという方法をとっていたこと。調子がいい状態(精神的にも体力的にも疲れすぎない良
い状態)で仕事を終えることが、創造力を発揮する秘訣なのかもしれない。

 


また、著名な経営者の中には、早起きをして創造的な仕事は午前中にあて、疲れてくる午後
には作業的な仕事をやると決めている人も多いようだ。自身の特徴を見極めつつ、同時に、
疲れすぎないための工夫も仕事のパフォーマンスをあげるためには必要だと感じました。

 

 

今日の猫からの学びは「どんな習慣を持っていますか?」でした。