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第144回 猫に学ぶビジネス哲学

先日、ふと思い立って「堀家にゃぶろう」というキーワードでインターネット検索をした。

検 索結果には「関連する検索キーワード」というものも出てくるが、関連キーワードの筆頭に

「デ ビッドシェーン」が出てくるのに、「堀家盛司」が出てこない。ちょっとだけ泣いた。

 

 

 

 

麻里子「・・・」 ちなみに苗字無しで「にゃぶろう」と検索すると、

関連キーワードにはひらがなで「ほりけせ いじ」次にカタカナで「デビッドシェーン」が出てくる。

私の名前は漢字でなくひらがなで検 索されている模様。覚えやすい名前は大事だなと改めて

感じた2021年。

 

商品やサービスの名 前の付け方ももちろん大切です。

改めて名前をつけることの重要性について掘り下げてみたい。

 

広島市には「噂通り」という名前の通りがある。実はこの通りは、地元の飲食店やホテルなど

の経営者が「駅前をうわさ通りに楽しいと言われる街にしたい」という思いからつけたもので、

通りの名前が入った看板も建てられ、地域を上げて活性化に取り組んでいる。

 

ちなみに、この 通りの名前はGoogleマップにも登録されている。 名付けの経緯は、

通りに面したホテルがキャッチフレーズをコピーライターの方に依頼したと ころ

「ホテル単体でなく通り全体に名前をつけた方が噂になるし地域に人も集まる」という

提案を受け、地域の事業者に話したところ賛同を受けて決めたのだという。

 

命名後は「噂通りの 会」という事業者の集まりが結成され、定期的に飲食イベントが開かれる

など地域をあげた取 組が始まり、コロナ禍でも弁当の差し入れを企画するなど事業者が連携して

活動している。 コロナ禍の現在、新たなことを始めようと模索する中できっかけを探している方

もいらっし ゃると思う。その様々なきっかけの一つとして、名前をつけることが地域が連携する

きっか けになった、という事例をご紹介させていただいた。参考になれば幸いです。