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第143回 猫に学ぶビジネス哲学

新年一発目の「猫哲学」は第143回。最近はネタに悩むこともしばしばで、正月休み中も

「ああー猫ゴーストライターほしいなぁー!」とにゃぶろうに聞こえるように大きめの声で

つぶやいたが、部屋には私の声の残響と「プッスープスプスー」といういびき音だけが

虚しく響いた。

 

 

さて、新年。「今年こそはやってやるぜ!」と決意を新たにしている方も多いと思う。

 

私の猫ゴーストライター化計画は早速頓挫したが、皆さんには今の「やってやるぜ」の思いを

是非現実のものとしていただきたい。

 

 

今日は新しいことを始めるとき役立つ計画の立て方を考えたい。

 

例えば、新規事業の計画を立てるとき、綿密な計画を立てるためしっかり調べたいと考える人
と、逆に、とりあえずやってみるという人もいるが、両者のいいとこ取りをする方法がある。


「行動に必要な必要最低限の情報を1枚の紙にまとめる」という方法。これは「いかに行動に
移すか」ということを重要視した手法で、ローンチプランとも呼ばれる。まとめた1枚紙には、
必要最低限の情報が盛り込まれているので、その情報が揃うとすぐに何らかの行動に移ること
ができる。行動をすれば結果が得られるので、それを材料にさらに次のステップに進める。

 

紙にまとめて目に見えるようにすることで、必要最低限の情報の抜け漏れにも気付ける。

例えば「料理を作ってホームパーティーでお友達をもてなす」という目標を念頭に1枚の紙に

計画をまとめるとしたら、誰を呼ぶか、いつやるか、どんな料理にするか、どんな飲み物を

合わせるか、材料、調理道具、工程、予算感など必要最低限の情報がどのようなものかを

イメージいただけるだろう。

 

新規事業の世界でも、必要最低限の情報の一つなのに、意外と把握できていなかったりするのが、

大まかな予算感だったりする。今年達成したい目標も、1枚の紙にまとめて、

今日すぐ行動できる工程から実際に動き始めると良いでしょう。