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第141回 猫に学ぶビジネス哲学

12月下旬。今年は大掃除が全くできていない!

しかし、ロボット掃除機を導入後は、床に落ちている爪とぎの削りかすや

にゃぶろうの抜け毛を掃除してくれるなど、普段の掃除だけはなんとかできている。

導入当時は掃除機を恐れていたにゃぶろうも、今ではベッド下を通過しても無反応に。

 

今週は今年の仕事になんとか目処をつけて週末には大掃除にも着手したいところ。

 


1年の締めくくりのこの時期、掃除が仕事に与える良い影響について調べることで、

週末の大掃除のモチベーションを上げることにしたい。今日は掃除の効用について

考えてみたい。

 

日本で経営の神様とも称される松下幸之助氏は、掃除と仕事は段取りが命である

という点において性質的には同じであるという見解を示している。

松下氏は、よその会社の工場を見学したときに、現場を見ただけで経営がうまく

行っているかどうかを見極めることができたと言われている。

 

段取りや仕事の流れが円滑であるかどうか、また、現場の人達の心構えまで透けて

見えていたという。

 

こうした考え方は工場や現場仕事がある人だけでなく、デスクワーカーにも

当てはまるように思う。

 

例えば、自分自身のデスク周りや仕事道具、更には、パソコン内やサーバー内の

ファイルの整理整頓はできているだろうか。そんな視点でも自身の仕事場を掃除

しながら振り返りたい。仕事が滞っていると感じている人の中には、掃除を通じて、

仕事の流れが滞っている原因を見つけることができるかもしれない。


また、掃除そのものには、反復して磨くという行為にはストレス解消効果があったり、

自分ためだけでなく、周りの人のためにもという意識が醸成され、組織にとっても

前向きな効果が現れると言われている。

 

職場の掃除を通じて、仕事の1年も振り返る機会にしましょう。