『聞く、伝える、想像する』で信頼を深めよう
毎週⽔曜⽇お届けしています「猫に学ぶビジネス哲学」
この時間は、猫をこよなく愛する経営コンサルタント堀家盛司さんが、
愛猫のにゃぶろうからビジネス哲学を紐解きます。
では今⽇の猫からの学びです。
『聞く、伝える、想像する』で信頼を深めよう」
私は⽇頃からにゃぶろうによく質問するようにしています。
例えば、「ごはんたべる?」とか「部屋寒くない?」など。
あと、伝えたい ことも⾔葉にして伝えています
「お留守番ありがとう。」「出かけるけどすぐ帰るね。」など。
⼀年以上こういうことを続けていると、⾯⽩いもので、
なんとなくお互いがこんなことを⾔ってるんじゃないか
ということがわかってきた様な気がするんです。
⼈間と猫。お互い⾔葉がわからないので、相⼿の様⼦から
何がしたいのかを想像したり探ったりしますし、⾃分なりの
⼿段で伝えようともします。改めて、コミュニケーションには、
「聞く・伝える・想像する」ということがとても⼤切だなと感じ
ているところなんですね。
ところで、私たちは、仕事の依頼を受けたときに
「信じて任せてくれている」と感じる場合と、
「丸投げされている」と感じる場合があるのではないでしょうか?
では、⼀体この違いは何でしょうか。
①すべきゴールが明確か
②責任の所在は明確か
③必要な⽀援があるか
この3つが、丸投げか信頼して任されているかの分かれ⽬
になっていると考えられます。
例えば、依頼する⼈は、⾔いっぱなしではなく、
相⼿が理解できているかどうかまで想像す る必要があります。
相⼿がどう理解したか、正しく伝わっているか聞き取ることも
必要です。逆に依 頼を受けた⼈も、わからないことを放置せず、
わからないと伝えて必要な⽀援を受けること ができれば、
お互いに信頼感を持ちながら仕事を進めていくことができるの
ではないでしょうか。 「聞く、伝える、想像する」という⼿段を
活⽤しながら、今⼀度点検してみましょう。