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第21回 猫に学ぶビジネス哲学

「知識は過去。挑戦は今から」

 

 

毎週⽔曜⽇お届けしています「猫に学ぶビジネス哲学」

この時間は、猫をこよなく愛する経営コンサルタント堀家盛司さんが、

愛猫のにゃぶろうからビジネス哲学を紐解きます。

 

今⽇の猫からの学びは

「知識は過去。挑戦は今これから。」

 

 

 

猫のひげは、ほんの少し何かに触れただけでもすぐに感知できるそうで、

狭いところを通れ るかどうかの判断にも活⽤していると⾔われます。

 

とは⾔いながら、にゃぶろうの⽇常は、ど う⾒ても通れそうにない

ところを頭でグリグリ押しながら隙間を開けて突破したりしているんです。

 

 ⾼性能のセンサーに頼って「狭いからダメ」と決めつけずに

「もしかして⾏けるんじゃないか?」と試してみる姿勢に、

個⼈的に好感を持っています。

 

ひげが当たったから狭くて通れないというのは、猫が経験で学んだ

「過去」のことです。

 

しかし、 ⾏動は、「今」まさに起こそうとしていること。

試してみなければわからない。実際、不可能と⾔われていたことでも、

挑戦を続けて、新たな常識を打ち⽴てた例はたくさんあります(例:天動説)。

 

経営学者のドラッカーは、社会に新たな価値を創造するイノベーションの

第⼀歩として、「予期せぬ成功や失敗を活⽤する」ことを挙げています。

 

ドン・キホーテ創業者の安⽥さんは、苦 ⾁の策として始めた深夜営業の

ガラクタ販売が予想外の成功を収めたことが現在のドン・キホーテの

営業形態のベースになったと語っています。

 

私たちは、常識を疑わないことによって、新たな可能性に蓋をしていない

でしょうか?新しいことを創造するために、
「知識を疑い、まず試してみる」姿勢を保ちたいですね。