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普天間伊織さん「虐め・貧困がテーマのチャリティ音楽劇」

毎週火曜日にお届けしています"Finer"

 

志を持って頑張っている方、

誰かにfine!を届けようと活動している方、

いわゆる「ファイナー」をご紹介しています。

 

今回のFinerは・・

貧困・不登校児童支援チャリティ青春音楽劇creep(クリープ)のプロデューサー・普天間伊織さんです。

 

 

 

 

 

松田礼那)8月26日・27日に、沖縄市民小劇場あしびなーで、青春音楽劇creepを開催されるそうですね?

 

普天間伊織さん)はい!貧困・不登校で悩んでいる子供たちを支援するためのチャリティ音楽劇です。

収益金の一部は、県内の児童施設に寄付されます。

こういったイベントを通して、チャリティをもっと身近に、生活の一部として考えて頂けたら・・と思っています。

 

 

松田)音楽劇はどういった内容になっているんですか?

 

普天間さん)劇のテーマはいじめ、貧困です。

演出をしている安元洋貴さんが、実際に子供の頃にいじめにあった経験があって、その経験も脚本の中に入れ込んでいます。

ただ見終わった頃には、明るい幸せな気持ちになれる内容です。

 

さらにHip-HopやEDMなど流行りの曲も使っています!

セリフを音楽にのせて歌う「ミュージカル」ではなく、音楽劇です。

きっと「演劇を見るのが初めて」という方、あらゆる世代の方に楽しんで頂けると思います。

 

俳優は、10代・20代の若い俳優さんたちも起用しています!学生さんにも親近感を持ってみて頂けるはずです。

 

 

松田)色んな世代の人が、見ると明るい気持ちになれる音楽劇なんですね!

 

普天間さん)はい!明るい気持ちになれて「勇気をもてる音楽劇」だと思います。

 

この音楽劇を見て、悩んでいる人・苦しんでいる人がいたら手を差し伸べる勇気・・

今は苦しいけれど、何か新しい事に挑戦してみようかなと思える勇気・・

そんな勇気が持てる作品だと思います。

 

松田)いじめ・貧困で悩んでいる方の中には、孤独で「自ら命を絶ちたい」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

んな時に、この演劇を通して、今の自分の状況を俯瞰出来て

「辛くて、苦しいけれど、解決策は『自ら命を絶つ』以外にあるかもしれない」と思ってくれると良いですね。

 

普天間さん)はい、特にお子さんは、学校と家の往復など、行動の幅が狭い分、精神的にも追い込まれやすいと思います。

この演劇が学校・家以外にも目を向けるきっかけになれば、嬉しいです。

 

 

 

 

松田)音楽劇は、どんな人に見に来ていただきたいですか?

 

普天間さん)あらゆる世代の方に見に来ていただきたいんですが、あえて言うなら「家族」で見に来ていただけたら嬉しいです。

 

っと家族で「いじめ」についた話せる機会はめったにないと思います。

「もし、虐められたらどうする?」「もしも、いじめられている人をみたら、どうする?」

そんな会話をする1つのきっかけになれば・・と思います。

 

 

松田)私未婚なんですが、もしも子供に「いじめられている人をみたら、どうする?」と聞いて、子どもが「自分がいじめられたら嫌だから、知らんぷりをする」と言った時、なんて答えたらいいんだろう・・って考える事が時々あります。

 

私は、親に「虐める人間ではなく、虐められる人間になりなさい」「虐められている人を見たら、助けてあげなさい」と言われて、育ちました。

 

自分としてはその生き方に誇りを持っていても、やっぱり辛い事、苦しい事も多かったので、自分の子供にはなんて言ったらいいのか・・

難しいなぁと思うんですが・・・・。

 

普天間さん)難しいですよね!答えは無いと思います!

ただ家族で、そういった話を出来る関係でいる事が大切だと思うんです。

 

松田)なるほど、正解はないけれど、

虐められて辛い時に「辛い」と素直に言える

虐められている子を見てどうしたら良いか分からず、戸惑っているときに「戸惑っている」と言える・・

そんな関係を築いておくことが大切なんですね?

 

普天間さん)はい!「もっと身近にいる人に頼っても良いんだよ」という事もこの劇を通して伝えていけたらと思っています。

 

また、あなたの周りにも、貧困やいじめで悩んでいる人はいるはずです。

この劇を見ていただける事が、あなたの周りの人を支援する事につながります。是非、Creepを見に来て下さい!