MENU

Pick Up Program / ピックアッププログラム

番組一覧はこちら
Logo

ブログ

第100回 猫に学ぶビジネス哲学

今回の猫に学ぶビジネス哲学は節目となる第100回目を迎えた。

改めてお聴きくださっている皆様やご協力いただいている皆様に感謝申し上げる。

エピソード担当のにゃぶろうにも感謝の気持ちを表すべく、今日は大好物の

キャットフードを献上しようと思っている。

 


感謝の気持ちが気付かせてくれるのは、普段見過ごしがちな、当たり前の日常の大切さ。

空気のように存在する自分の身の回りの人や環境のおかげで今の自分があるのだと思うと、

目の前の世界がいつもよりも大切に思える。今日は感謝について考えてみたい。

 

カリフォルニア大学のロバート・エモンズ氏らの研究では、感謝の気持を日記に日々綴ると、

人には心身に様々な変化が現れるということが報告されている。


1身体的効能(免疫力が上がったりよく眠れて目覚めも良くなる等)
2心理的効能(ポジティブ感情の高まり、注意深くなる、幸福感が高まる等)
3社会的効能(より他者を助ける、他者の過ちに寛大になる、孤独感が軽減される等)

 

エモンズ氏は、感謝には、今から得られる喜びを最大化でき、ネガティブな感情を排除し、
ストレスから身を守り、自分自身の価値にも気づかせてくれる役割があるとしている。

 

経営の世界でも感謝の大切さを説いた人がいる。現在のパナソニック創業者の松下幸之助氏。
「感謝の心があってはじめて、ものを大切にする気持ちも、人に対する謙虚さも、生きる喜
びも生まれてくる」「不安や怒りで心が暗くなったとき、感謝の心を忘れていないか自問自
答してみる。

 

そのことも、人生を生きる大切な心得の一つと言えるのではないでしょうか」
感染症による影響で、私達は厳しい局面を迎えている。松下氏の言葉は困難に立ち向かうた
めの知恵であるようにも思う。感謝の心を携えながらこの状況に立ち向かいたい。