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第95回 猫に学ぶビジネス哲学

うちの猫の名前は、にゃぶろう。名付けにあたって、

1和風の名前で、2猫らしさのある響きが良いなと思った。

演歌の大御所、北島三郎さんの「三郎」に

猫らしく「にゃ」の音感を加えにゃぶろうとした。

覚えてもらいやすい名前だったようで良かったなと思っている。

 

 

名付けのメリットは、覚えやすくなる点。

そして、特徴を伝えることができる点。今日は名前をつけることの効果

について考えてみたい。

 

ラベリング効果という心理学用語がある。名前をつけられた人は、

名前が表す特性に沿った振る舞いをするようになり、周囲も名前が表す

特徴を持つ人であるように接する傾向にあるというもの。

 

例えば、先生と呼ばれた人は先生らしく振る舞い、周囲も先生である

ことを踏まえた態度をとる。名付けによって周囲からの印象や態度も

変化する点が注目ポイント。

 

例えば「メガネ男子」という呼び方がある。

メガネ男子という名前をつけ、メガネの男性のイメージが

良くなるようなプロモーションを展開する。

名付けによって存在を特定し、プロモーションにより特徴を際立たせ、

注目を浴びる機会が増えると、巷にメガネ男子が好印象だという話題が

生まれやすくなる。そうしてメガネ男子が良いという情報を受取った人が、
実際にメガネを買ったり、メガネの人にいいイメージを持つという変化

(流行)が現れる。

 

名付けのポイントを3つ紹介する。

1覚えやすいか

2特徴を表しているか、

3リズムは良いか。

 

また、名付けの手法は様々あるが、メガネと男子の組み合わせで

「メガネ男子」、日記とトークで「日記トーク」のように2つの単語を

掛け合わせるというやり方も名付けの手法の一つ。

名前をつけて、皆さんの素敵な商品やサービスを覚えてもらいましょう!