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第92回 猫に学ぶビジネス哲学

野良猫だったにゃぶろうを保護した当初、食べさせすぎて

わがままボディになってしまった。その後、できるだけ身体を

動かしてもらおうと、釣りざお遊びや追いかけっこなどをして

走る時間を作っている。食事の量と運動の成果もあってか、

体重コントロールできている。

 

 

人間にとっても適度な運動は健康に良いことはよく知られている。

仕事でも身体が資本と言われる通り、健康な体づくりは、ビジネスにとっても

いい影響があるといえるだろう。今日は運動の効果について考えてみたい。

 


運動の中でも例えば、有酸素運動は脂肪や糖質を燃やしてエネルギー源とするため、

体脂肪の減少や減量効果があると言われるが、有酸素運動は脳にも良い影響があることが

明らかになっている。


米イリノイ大学の研究によると、高齢者を対象に行なった実験で、

1日に15〜30分の運動を週に3回行う人はアルツハイマー病にかかる可能性が低いことや、

ウォーキングを行う人はストレッチや筋力トレーニングだけを行う人に比べて気が散るよう

な現象に惑わされないということが明らかになった。

 

研究では、有酸素運動によって脳の中でも集中力に関わる部位の神経活動が活発になった

という分析がなされている。他の脳と運動に関する様々な研究でも、定期的に運動している

人の海馬(脳の記憶を司る部分)はそうでない人に比べて体積が大きく健康であるということが

示されている。

 

また最新の研究では、一度の軽い運動の直後であっても脳の記憶力の向上が示された

という研究結果もある。これだけの結果を示されると、運動ができる環境にある人で、

脳のパフォーマンスを上げたい人にとっては運動をやらない手はない。

私も週に3回以上の運動を続けたい。