毎週火曜日にお届けしています"Finer"
志を持って頑張っている方、
誰かにfine!を届けようと活動している方、
いわゆる「ファイナー」をご紹介しています。
今回のFinerは、作曲家の釜村僚一さんです!
松田礼那)釜村さんは、作曲家でいらっしゃるんですよね!?
釜村僚一さん)はい!沖縄県立芸術大学で作曲を学んで、
卒業後はクラシック音楽をメインに、沖縄民謡やポップス、盆踊りの曲・・色々なスタイルの曲を作ってきました!
松田)なぜ「作曲家になろう」と思われたんですか?
釜村さん)僕は昔から「美しいもの」が好きで、「なぜ、これは美しいのだろう?」と考える事も好きでした。
そして、「なぜ美しいのか」を考えながら、自分自身でも「美しいもの」をつくり出すことが出来たら素敵だな・・・と思ったんです。
なので今は、子供たちにピアノも教えながら、作曲家としても活動しています。
松田)子供達に、作曲を教えていらっしゃるんですよね!?
しかも「楽器に触れたことが無い子でも大丈夫」「初心者の子でも2時間ほどで曲が出来る」と伺ったんですが・・本当ですか??
作曲ってとても難しくて、一朝一夕にはできないイメージなんですが・・。
釜村さん)確かに「作曲=難しい」というイメージがありますよね!?
ただ実は作曲には、色々なやり方があります。
例えば、去年は「サイコロをふって作曲」をしました。
松田)サイコロをふって作曲!?
釜村さん)はい!サイコロには1~6まで6つの面がありますが、
例えば「1の面が出たらド」「6の面が出たらソ」というようにあらかじめ音を決めておきます。
そして、出た面に合わせて、音を並べていくんです。
ただもちろん、そのままの状態ではエキセントリックな曲になってしまいます(笑)
そこからは、ピアノを弾きながら、違和感がある部分は調整していくんです。
松田)「違和感のある部分は調整」ですか・・??その「調整」が難しそうです・・。
釜村さん)いえいえ、小さな子供達でも「あれ?この部分は何か変だぞ!」「こうすると、綺麗な音の並びになった!」というのは分かるものです。
私たちの日常には音楽が溢れています。
スーパーに行けば、スーパーのイメージソングが流れていたり、
テレビやラジオからもCMソングが流れていたり・・。
なので、音楽の専門的な勉強をしていない、楽器を習ったことがない小さなお子さんでも、
「あれ?この音のならびは変だぞ!?」と気づけるのだと思います。
松田)曲名も子供達が自分でつけるんですか?
釜村さん)はい!そこも僕が大切にしている所です。
同じ曲でも、ある子は「夏休み」と曲名をつけたり、ある子は「お正月」と曲名をつけたりと、
何をイメージするかは人それぞれ違います。
時折「そう来るか!」とビックリするような曲名をつける子もいますよ!
少し暗い曲に「毒リンゴ」とか(笑)
そういった子供たちの想像力が、僕の刺激にもなっています。
松田)作曲講座が「想像力」を伸ばす場・・になっているんですね!
釜村さん)はい!「想像力」そして「創造力」も鍛えられると思っています。
曲名をイメージする「想像力」
曲を創り出す「創造力」
漢字は違う2つの「そうぞうりょく」ですが、
このどちらもがこれからの時代必要になると僕は考えています。
想像力は、誰かとコミュニケーションをとるときに
「こんなこと言ったら悲しむかな?」「こういったほうが喜ぶかな?」と
相手の気持ちを汲み取るときに活かされます。
創造力は、与えられた仕事をただやるだけではなく、
自分で考えて行動する「独創性」にもつながります。
僕は今年の11月から、ヨーロッパに音楽の研究に行くんですが、
それでも毎年夏には沖縄に帰ってきて、
この「想像力」と「創造力」を伸ばせる作曲教室で、
子供たちの力になっていきたいです。
<釜村さんの作曲教室の詳細>
開催日時:平成30年8月5日(日)10:00~12:00
場所:グリーンピアノ教室(浦添市大平2-8-15)
参加費:¥1250(CD代、楽譜代込み、CDなどの送料)
持参するもの:筆記用具、ものさし、鍵盤ハーモニカ
定員:12人
参加年齢:小学1年生から高校生まで
グリーンピアノ教室ブログ(作曲講座のページ)
https://ameblo.jp/askk4happy/entry-12392738910.html
お問合せ、参加申し込み
090-7585-2555(グリーンピアノ教室主宰 仲本明美)までご連絡を下さい。
<釜村さんの連絡先>
釜村僚一さん
メールアドレス:rkamamura1991@gmail.com
作曲講座に限らず、作曲や編曲などに関したご質問等ありましたら、このアドレスまでご連絡下さい