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第68回 猫に学ぶビジネス哲学

夏休みである。。推定5歳のにゃぶろうも夏休み気分で夜遊びしている。

 

 

深夜暗い中、キャッ元気。今では自由自在に上り下りする彼だが、はじめは登るのが下手だった。

 

練習の成果もあり、今では暗闇でも自由に上り下りできるまでに成⻑した。

ところで、ものの見方や考え方など、思考回路のクセのようなものを「マインドセット」と
呼ぶ。その中で、にゃぶろうのように「自分はできるようになる」と信じて練習を続けるよ
うな人が持っているマインドセットを「グロース・マインドセット」と呼ぶ。これは「人は
チャレンジし、その過程で失敗もある。しかし、これが大きな学びを得るための大きな流れ
を形作っているんだ」という考え方。

 

真逆の考え方もある。チャレンジはせず、失敗をなんとしても避けるマインドセット。

これは「フィクスト・マインドセット」と呼ばれる。

 

これらのマインドセット、「前向きなAさんはグロースだね」等と判断することもあるだろう
が、普段はどんなに前向きにチャレンジしている人でも、極めて困難な状況を目の当たりに
してしまうと、失敗を恐れるマインドに陥ることもある。そんなとき、どうすれば再びチャ
レンジして学びを得ていくグロース・マインドセットを取り戻すことができるだろうか。

 

様々な人を育てる立場の人たちと話をしたが、結局、自分自身がこれからまだ伸びるという
ことを強く信じるしかないという結論に至った。自分の伸びしろを信じてこそ、困難にチャ
レンジする力が湧いてくる。そして、周りも、伸びしろを信じて挑戦する雰囲気をともに作
り、応援していくことが大切だと思う。努力に勝る天才なしと言うが、努力をする力を得る
ためには、自分自身の伸びしろを信じることが大切。困難に当たるときこそ肝に銘じたい。