今月、この時間は「スマホとの向き合い方」について
モバイルプリンスこと島袋コウさんにお話を伺っています。
子供たちは夏休みに入りましたね。
家族や友人と、色々な所に遊びに行って
SNSをアップする機会も増える時期だと思います。
家族や友達と一緒にいると「青空が綺麗だなぁ」とか、
そんな日常的な出来事もより嬉しく感じられて、
この嬉しい気持ちを他の誰かともシェアしたくなるんですよね。
ただ、そのSNSにアップする身の回りの出来事・・
少し気を付けておかないと、犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。
モバイルプリンスさん)「ここでご飯を食べた」「空がきれい」と言った、
何気ない日常の写真をSNSに掲載したとします。
すると、その1枚1枚には、個人を特定されるような情報はなくても、
その全ての写真を集めると「あぁ、この辺りに住んでいるな」と
特定される事が良くあります。
松田礼那)最近の空き巣・泥棒はSNSをチェックしていて、
入る家を探しているそうですね。
SNSを見れば「この辺りに住んでいる、20代ぐらいの一人暮らしの女性」
「夏休みは海外に旅行に行くから、家にいないらしい」と言った情報も分かる
と聞いたことがあります。
モバイルプリンスさん)そうなんです。最近は「SNSを見れば、
住人がしばらく帰ってこない事まで分かるから、空き巣に入った家で風呂に入る」
なんていう大胆な手口も見られるようになってきました。
松田)「自分の住んでいる地域の事はSNSに載せない」
というのが1つ対策になりますか?
モバイルプリンスさん)う~ん、これはドーナツ化現象も
引き起こしやすいので、あまり対策としてはお勧めできません。
松田)ドーナツ化現象・・ですか??
モバイルプリンスさん)はい。「自宅周辺はのせない」
「隣町ならOK」と自分の中でルールを作っていると、
自分の住んでいる地域の情報だけがドーナツの穴のように
ポカっと空いて、むしろ自分の住んでいる場所を特定されてしまう・・
という危険もあるんです。
松田)では、空き巣のような犯罪被害にあわないためには
どうしたら良いんでしょうか?
モバイルプリンスさん)1つは「時差」をつくることです。
旅行に行くときも、リアルタイムで投稿せず「先週○○に行ってきました!」
というように時差をつくって載せるようにしましょう!
また、ダミーの個人情報を紛れ込ませるのも、防犯にはお勧めです。
住んでいる地域や年齢・性別などの個人情報は、1つ2つ、
真実ではないダミーの情報を紛れ込ませておくようにしましょう。
これが自分の身を守る事につながります。
良ければ参考にしてみて下さい。