8/31に琉球新報朝刊・毎週水曜日のコーナー 「美らしま清らぢむ」 に登場した。
普段から思っていることをまとめたので、このホームページで読んだようなと思った方も
いらっしゃるかも。最初はハッピーアイランドに出演したゲストについて書いて欲しいという
オーダーがきてまとめたところ、リスナーの話にして欲しいとなり、最初の文章は
没になってしまった。 陽の目を浴びなかったので、このコーナーで紹介することにした。
題して 「もうひとつの 美らしま清らぢむ 」
私は小学生の頃に東京の恵比寿で何年か過ごした。
当時は沖縄への認識が低く、「英語で話してるの?」 という質問から始まり色々聞かれる度に、
自分がよそ者であることを感じた。子供心にも沖縄訛りを恥ずかしがる気持ちが、すぐに東京弁を
マスターさせた。と書くといかにも努力したようだが、子供なのですぐに順応していたというわけだ。
少なからずあの年月は現在の仕事に役立っているのだろう。
最近ではウチナーンチュの活躍で、県出身者は注目を浴び歓迎されるそうで
嬉しい現象である。
それにしてもこんな小さな島から続々とスターが誕生し、様々なジャンルで活躍している姿は
頼もしい限りだ。
私が担当している番組 「ハッピーアイランド」 では地元アーティストをゲストに迎えることが多い。
CDがヒットし全国ネットの番組に出ると、親戚のおばさん感覚で見守る自分がいる。
沖縄訛りを出したコンプレックス知らずの会話に、つくづく良い時代になったと思う。
沖縄は若者だけでなくベテランの皆様もお元気だ。先日もアルバムを出したばかりの知名定夫さんが
出演して下さり、「若者には負けられないから僕もキャンペーンというものをすることにした」 と
興味深いお話しをして下さった。
笑いの女王仲田幸子さんは 「私はあと一時間は喋りたいのに、もう終わるわけ?」とお帰りになった。
ショッキングピンクの口紅が愛らしかった。
番組では時々スタジオを離れて、各地へ出向く 「お出かけハッピー」 を行う。
その際にゲストミュージシャンのミニライブがある。 先月は古謝美佐子さんがゲストで、会場には
赤ちゃんを連れたお母さん達が目立ち、美佐子さんの素晴らしい歌声に聴き惚れていた。
「泣く子を寝かし、大人を泣かせる」 とはスタッフ(たまちゃん)の言葉だが言い得て妙だ。
他にも素晴らしいステージに度々出会っているが、「参りました!」 と思ったのは加藤登紀子さんを
お迎えした時だ。大型店舗の特設ステージで大ベテランの加藤さんはお歌いになるのか?
交渉段階からドキドキものであったが、すんなりOKのお返事を戴いた。いよいよ当日を迎えると、
リハーサルの段階で大勢のお客が集まってきた。音合わせは5分程度ですませる人もいるのに、
加藤さんは 「こんなにいらっしゃるなら」 と本番のようにフルコーラスで3曲を歌い、しかも客席に降りて
お客さんと握手までなさったのだ!番組が始まり更にお客さんが集まると、予定にはなかった
「アッチャメー小」 を追加してくださった。生放送という制限がなければもっと披露したと思う。
この日加藤さんは別のコンサート会場で昼夜のライブを予定していたので、本番を4回こなしたことに
なるわけだ。驚異的な体力にもさることながら、歌を聴いてくださるお客様がいる限り、気持ちをこめて
歌いたいという姿勢に頭の下がる思いであった。歌手生活40周年をお迎えになられたが、
歌唱力だけではないチムグクルが、長く支持されている所以であろう。
デビュー当時から西武門節(西武門哀歌)をお歌いになり沖縄とご縁があるが、お嬢さんは首里で
お店をしてらして、たまに天下のお登紀さんがお店番もなさっているとか・・・県外の方達には
考えられないだろうなあ。沖縄は本当に不思議な島だ。
「ワンダーランド」 が真の意味で 「ハッピーアイランド」 になるまでは、番組を通して
沖縄を見つめていたい。番組は20周年を迎えやっと一人前になったばかりだから。
さて、FM沖縄では9月17日(土)に 「エフエム沖縄サマーフェスティバル2005 CHU!」
というイベントを行う。オレンジレンジ、D−51、U−DOU&PLATY他勢いのある県内バンドに加えて、
ホームメイド家族、ベニーK、風味堂といった旬の県外ミュージシャン等13組が登場するコンサートを
宜野湾市海浜公園屋外劇場で行う。
元気な若者達の姿に沖縄の明るい未来を見いだすと思う。是非ご来場を!
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