2000.2.15

子供の頃から 「へんなくしゃみ」 と言われてきた。
母は 「もっと普通に、思い切りよくしなさい」 とまで言う。
普通にと言われても、生まれた時からしているものを、どのように変えたらいいのか分からない。
ということで、あるがままにしていた。

 何故そんな話をしたのかというと、先日取材で北海道に行ってきたのだが、
飛行機の中で突然くしゃみが出た。 私にしてはいつも通りのくしゃみである。
そうしたら、隣に座った男性が首を 「クルッ」 と90度に回して、まじまじと私を見た。
その表情は 「びっくりしたなぁ。もう!」
という昔のギャグが出てきそうな驚きの顔だ。
彼の素早い正直な反応に一緒に行った久場公代さんはそばで必死に笑いをこらえている。
それが分かるので、私も笑いをこらえるのが大変だった。
今思えば、あの時その男性に 「ヘンなくしゃみでしょ。」 と言えばよかった。
そしたら、一緒に笑えたのに。
 都会の人は見ないふりが上手だ。特に大人は不躾に人を見ることがない。
スマートなのかもしれないが、今回のお隣サンの正直な反応は新鮮であった。

 そんな出来事を職場で報告すると、私のくしゃみを知っているだけに、みんなは大笑い。
そんな中で、レコード室のTさんが
「私も入社した当時、初めて多喜さんのくしゃみを聞いたときはびっくりしたけど、
 まわりのみんなが聞き流していることに、もっと驚いた」 と言った。

 そんなにおかしいばー?シテ、生まれた時からこんななのに・・・

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2000.2.18
今流行の 「ローラーボード」 が、先週から我が家にも来た。
「ローラーボードって、ナンネェ?」 という方には 「ローラースルーゴーゴー」 ならお分かりだろうか。
若い子は 「キックボード」 とも言う。本土では近距離ならこれに乗って移動するそうで、
最近では交通規制をしなくてはいけない程、流行っているそうだ。
それで在庫がなくてなかなか手に入りにくいそうだ。
 
そんな 「ローラーボード」 を買ってきたのが夫だ。彼はあたらしもんには弱くて、
これまでにも色々と見つけては、狭い家をよけいに狭くしている。
 「沖縄ではすぐに手に入ったよ。僕はきょう一日で靴下がすり切れるほど乗ったから、
 君も練習すれば?」 と喜々として報告する。
一瞬呆れたけど、20年も連れ添っていると似てくるのか、私も興味がないわけでは決してない。
そしてこの親にしてこの子有りで、子供達も乗りたがり、我が家ではブームとなった。
只、子供は学校があるので、乗るのはどうしても夜遅くになる。
この前も夜中近くに家の前で乗っていたら、最近お向かいに引っ越してきた方達が
家の周りを散策していたそうだ。 夜も遅い時間に 「ローラーボード」 に乗って遊ぶ子
(それもハイティーンの子)は、世間的には変わり者に写るのだろう。
「あなたこの辺の子?」 と聞かれたそうだ。
向かいに住んでいることを告げたらいぶかしげな表情で離れていったそうだ。
 それから2,3日後の日曜日の昼に、夫の指導?のもと、私も練習しマスターした。
その時もお向かいさんはその様子を見ていた。
「あの家族とはかかわらない方がいいのかも・・・」 と判断したのか、
我が家には引っ越し後の挨拶がない。
  「お向かいさん!お近づきになりましょうよ。なんなら、ローラーボードをお貸ししますよ。
  話の種に一度はのってみたいでしょ。」

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